むすこの同級生を増やしたい!天龍村・田舎で子育て

東京から長野県最南端・天龍村に移住し7年。「ずくなし」(方言で面倒くさがりのようなニュアンスの意味)とあきれられた私も2児の母になりました。田舎での子育ての日々をありのままに綴ります。

たまねぎ染めをやったよ

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草木染めというのになんだかとても憧れがあって、今まで藍の生葉染め、緑茶、びわ、梅の枝、くるみの皮、茜を仲間とや時には1人でやったことがある。中でも簡単に手に入って鮮やかに染まる草木染めの材料、それは、たまねぎの皮!

仲間の村澤くんがタイにいた頃、子どもたちと大きな布に玉ねぎ染めをやったという写真を見てから憧れていた。でも玉ねぎの皮ってそんなに一気に出ないでしょ?と思っていたら、運動会や梅花駅伝で婦人会がカレーやら豚汁を数百人や千人規模で作るので大量にもらえた(私はなぜか婦人会の役員なのデス)。ラッキー!

玉ねぎの皮は天日で乾燥して保存できる。前に保存しておいたのをのぞいて見るとなんか虫のフンのような粒々したものが発生していた。乾かしが甘かったのかなあ。

今回は虫のいないきれいめどころを選び使用した。鍋はうちで一番大きなアルミの鍋を使用。6リットルくらい入るかな。草木染めはステンレスじゃないといけないと思って以前は2リットルくらいの圧力鍋にぎゅうぎゅうに押し込めたり、回数を分けてやってたんだけどどこかの記事で「アルミでもステンレスでも色の変化を楽しめばいいじゃない♩」というのを読み、こだわらなくていいんだ!と教えてもらいそれからアルミ鍋。

布は今回はコットンと、リネン(麻)入りのコットン。ポリが入っていると多分染まりにくいと思う。(以前、白いスリッポンを柿渋染をした時ほとんど染まらなかった)

それでは私の適当染めの手順をどうぞ〜

【用意するもの】・染める布・輪ゴム・牛乳・玉ねぎの皮・ミョウバン

 

その1、布をタンパク処理する

2リットルの湯に牛乳を大さじ2くらい入れて、染めたい布を10分つける。布をあらかじめ水に濡らしておくと水が足らなくならないよ。

洗濯機で脱水して、乾かす。牛乳くさくない?意外とそうでもないよ。

 

その2、玉ねぎの皮を煮出す

布を乾かしたり模様をつけている間にできます。鍋に水と玉ねぎの皮を入れ、煮るだけ。色が出てきたら火を止め、濾します。私はザル状のおたまで掬うだけ。時間は計ってないけど30分もやってないと思う。

 

その3、布に模様をつける

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輪ゴムで模様をつける

板挟みとか、割り箸で、とか世の中にはいろんな模様の付け方はあるのですが、単純な輪ゴムの模様づけが一番可愛いと思ってます。

これは地味で時間がかかって面倒なんだけどコツコツとやるとあとで可愛くなる。

 

その4、いよいよ染めます!

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染め液の中に投入!

染め液の中に入れて、加熱しつつ20分つける。時々菜箸であげて空気に触れさせて混ぜるといいみたい。よく分からないから適当に混ぜてる。

火を止めたらそのまま冷めるまで置いとく。私は一晩つけて次の日に取り出すけど急いでたら途中で出してもいいんじゃないかな。素材によって色の染まり方が違って面白い。左がコットン、右がリネン入り。

 

その5、色止め

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みょうばんで色止めしてすすいでいるところ

鍋に水を張り60度に熱する。布(乾いている時の)の重さの5パーセントの量のみょうばんを入れる。水だとみょうばんが溶けにくいから。

いつも布の重さを先に計り忘れてしまうので10gくらい入れる。

溶かした中に布を20分入れて、すすいで輪ゴムをとる。そして脱水し乾燥。

みょうばんの中に入れた途端色の変化が起こるので面白い!

左のオレンジのがリネン入りで、右のレモンイエローのがコットンです。

 

完成!!

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染めた布を干す

輪ゴムをとってできた可愛い模様を見るとき、きれいな色に染まって干すときの高揚感がサイコー!

ちゃんちゃん。