むすこの同級生を増やしたい!天龍村・田舎で子育て

東京から長野県最南端・天龍村に移住し7年。「ずくなし」(方言で面倒くさがりのようなニュアンスの意味)とあきれられた私も2児の母になりました。田舎での子育ての日々をありのままに綴ります。

雑穀の脱穀体験をしてきたよ

先週と先々週、天龍村あっぱれありが隊・河本雅美さん(通称まさみん)が企画した雑穀作り体験に行ってきました!今回は雑穀の脱穀。3年前に自称・健康オタクのまさみんに出会って、びわエキスの化粧水の作り方とか雑穀の良さとかいろいろ教わって少なからず自分の生活に影響が出てる気がするー!

 

今回も村外のお客さんに息子と年の近い子が来るよー、と誘ってもらって行ってきたよ。

 

収穫してビニールハウスに干したたかきび、もちあわ、もちきび、えごまを手ですりすりしたり、木づちで叩いたりして実を外し、ふるいにかけて唐箕(社会科の資料集とか博物館で見たやつ!)で殻を飛ばす作業。

トントン木づちで叩いて脱穀しているとなんだか縄文時代の人になったみたい。

昔の人は手間暇かけて食べ物を作ってたんだなあ。この作業を一人でやると考えたら絶対に無理・・・笑 昔の人すごい。

でも地元のお母さんたちや外からのお客さん、みんなで話しながらの作業は楽しかった。息子はというと、大人の動きを真似してふるいを一緒にかけようとしたり一丁前!みんなに可愛がってもらって、あー、母ちゃんは楽チン。

ランチはみんなで持ち寄った美味しい季節の野菜や漬物、そしてまさみんの身体に優しそうな雑穀スープをいただき、おやつの時間は雑穀ケーキ(めっちゃおいしい)。これが嬉しいのー。

そして!来ていた息子より半年お姉ちゃんの子がすたすた歩きまわっているのを見て影響されたのか、この日から息子はハイハイをやめてほぼ立っちになった!!

息子の成長は嬉しいけどハイハイをやめちゃったのは少し寂しい。

早く靴を買わないと!今は裸足でそこらじゅうを歩くワイルドベイビーです。

 

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縁側、リニューアル!!

昨日、うちの築40年の部分の縁側をリニューアルしました!といっても前の板の上にもう一枚板をのせただけ。お世話になっている元大工さん(71)にお願いして、丈夫な檜の板を発注して付けてもらいました。旦那さんはおてこ(お手伝いの方言)として板を切ったり留めたりする作業のサポートをしてくれました。インパクトでネジを留めたり、最後に丸ノコで長さを揃えたりする作業に坊(11ヶ月)も興味津々!

縁側の板が新しくなっただけでなんだか庭がぱあっと明るくなりました!今まで板の長さが少し短かく、今回15センチほど外に出してもらったのも大満足♫これで縁側で昼寝できる〜!f:id:namaharumaki003:20160904200437j:plain

写真は、夕方草むしりをして一輪車で遊んだところ。坊は初めはおっかなびっくり乗ってたけど気に入った様子で自分から乗り込もうとしてたよ。

坊ちゃん、看板赤ちゃんになる。

6月の一ヶ月、週末は村内の中井侍地区の江崎さんの離れに通った。江崎さんのお家は秘境駅中井侍駅のすぐ上にある。カンカンカンと鳴り始めてから靴を履いて向かっても間に合うのだ。中井侍は長野県屈指のお茶どころで毎年のようにこの地区の方のお茶が県知事賞という県内ナンバーワンのお茶に輝く。

そんなお茶どころであるのにも関わらず、店が一軒もなく、「ここに茶屋を作って新茶を味わえたらいいのにな」という妄想が形となったのが「緑茶カフェ・茶(ちゃ)むらい」だ。茶むらいでは中井侍の代表的な10軒の農家さんの茶葉を購入できる上、その場で新茶を味わえる。また、縁側からの眺めが最高だ。電車も見られるし眼下にはすぐ天竜川が流れ、その両側には緑に茂った谷が聳える。

同時期に開催する「ななめに摘むお茶摘みツアー」のオリエンテーションの試飲の場にもなっている。

ありが隊(地域おこし協力隊)だった去年、妊娠6ヶ月でなかなか思うように動けなくなっていたので気を遣っていただき、よくこの店番を任せられた。今年も坊ちゃん連れなのでそのままカフェを担当することに。

「乳をやっているときにお客さんが来たらどうしよう」

「お客さんがいるときにギャン泣きしたり熱湯をこぼしたりしたらどうしよう」

「子どもが苦手な人が来て気分を害したらどうしよう」

などと少し心配な面はあったが、まあお客さんもそんなに来ないだろうし、と開き直る。

始まってしまえばなんのその。

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お茶碗や急須を割られたり、縁側から落ちて出血してしまうアクシデントはあったものの、子どもがいるから怒るお客さんは一人もいなかったし、オーナーの江崎さんの奥さんが坊ちゃんをすごく可愛がってくれ、毎回お散歩に連れて行ってくださったり、お客さんがいるときはお家で見てくれたりした。感謝。

 

それよりも問題が・・・

「車いやいや」

である。

 

6ヶ月を過ぎたくらいから車に乗ると泣くことが多くなった。最近は本当に激しく、車に乗ったら最後、車が停まるまで泣き叫ぶ。

そりゃもうこれ以上ないくらい悲惨な感じで。

人見知りが少ない子で大変助かっているがこれだけは困った。

中井侍までは自宅から車で約20分なのだがその間全力で泣き続ける。

なんだかかわいそうになってきて、途中から電車通勤にした。何しろ、茶屋は超がつく駅近物件。荷物が重いときも助かる。自宅最寄りの平岡駅からは3駅11分の乗車。

2時間に1本なので乗り逃すまいと片付けを慌てるが、運転士さんとの会話や窓からの景色などこの通勤が何気に楽しかった。

このプロジェクトは来年も続く。

来年は息子がどう成長してそこにいるのか、絶景を前に江崎さんやお客さんと過ごす穏やかな時間が今から楽しみである。

 

すくすく成長中〜!

光陰矢の如し。いつの間にか息子も9ヶ月になりました!

おすわり、ハイハイ、つかまり立ち、、、日をおうごとにできることも多くなってきました。障子に穴を開ける快感も覚えてきました。

そしてお口の中も変化が!下からにょき。上からにょき。今は上の二本の歯の左から一本生え始めてきましたよ。だからきゅうりもこんな感じでかみかみしまーす。

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結構、いやすごーく噛まれると痛い。。。

きゅうりのストックが豊富になってきた今日この頃。

いろんなご近所さんからもらえて幸せです。

ぼっちゃん、離乳食デビュー!!

早いもので息子が生まれて6ヶ月が過ぎた〜

あんまり早く始めてもよくないみたいだしね、と面倒臭い&すぐに保育園に入れる予定がないのでなるべく離乳食を始める時期を伸ばしていたが小笠原旅行も終わったことだしいよいよ始めることにする。

赤ちゃんが最初に食べるものの代表、10倍がゆ!

10倍がゆって。。。炊飯器で炊いたごはんに4倍ぐらいのお水を入れてミルクパンでグツグツと煮ましたが、これで合っているのだろうかと疑いながら与える。

さすが人の食事を見て真っ赤な顔をして「僕にも食べさせて〜〜!!」と怒っていた(ように見えた)息子。(しょうがないからご飯粒を一粒与えていた)

小さじ一杯のおかゆは軽く平らげる。

おめでとう!!

 

そしておかゆ生活が順調に1週間がすぎ、ペースト野菜をプラスするように。

人参、じゃがいも、と「人生で初めて」と形容詞がつく毎日。

人参もじゃがも天龍村で採れた頂き物の野菜。作った人の顔が分かる野菜を食べられるって幸せだなあ。

「じゃがいもは甘いから好きだろう」と思ったものの初めて口に入れたときは

ぷうっ

と出してしまった・・・。それをまた口に戻すと今度は

おえっ

と・・・。でも3口目からは食べたよ♫

 

野菜を始めてから一日4回出ていたうんちがぴたっと止まった。汗

消化に時間がかかるのかなあ。

次の日にやっと出てきたけどやはり少し黄色の色が濃くなり、臭くなる!液体からクリーム状になった!成長は嬉しいことなのだけど、少し寂しくなる。(うんこを見て寂しくなることなんてあるんだね)

 

そして今日は

泰阜村の「あまみ育ったほうれんそう」デビュー!!

これは元・協力隊の仲間が作っているとっても甘くておいしい大好きなものなのです。

ぼっちゃん、順調にごくり。

 

しかーし!夜になってだした便の中に!!!

消化できなかった緑の破片があちらこちらに。。。

まだまだ、ぼっちゃんには早かったのね。

毎日が実験!!

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出産の年の確定申告

確定申告って・・・?数字が大の苦手!な私。ママ友に出産が10万円越えたら申請すれば少しお金が返ってくると聞き、申請することに。

用紙はハローワークが送ってくれたよう。7月に「出産のための延長」をお願いしていたからかしら?(それもよくわかってない。。。)

6月まで仕事をしていたので「源泉徴収票」が職場(村役場)から送られてきた。それと年末までに受けた診察の領収書の束を握りしめ、だんなと坊を連れて相談へ。(だんなさんは転職前につき31連休中!)3月の初めの一週間は役場の隣の老人福祉センターに特設会場が設けられ、誰でも気軽に聞きに行け、そのまま提出できるのだ。

スタッフは二人しかいないが昼過ぎに行ったら相談者は誰もおらず、すぐに応対してくれ、丁寧にアドバイスをくれた。これは本当にありがたい。

私は東京にいるときに確定申告をしたことがないのでよく分からないが、だんなによると都会ではスタッフも多いが申請者ももっと多い。流れ作業で「ここが違うので書き直して下さい、はいっ次の方〜」とどこが違うかも聞かないと教えてくれないようだ。

 

結局、私の稼ぎが6月までしかなく税金もほぼかからないことが発覚。所得が多いだんなの名前で申請するといいとネットでちらっと読んだので聞いたところ、「逆にお金を払わないといけなくなる」とのこと。。なので申請せず!笑

でも高額医療費として今年の税金が少なくなるようです。

書いててやっぱりちっともようわからん。。。だめね。

写真はその日に撮った平岡ダム湖!水の色がきれいだった♡

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家の裏の畑で野菜作り〜赤ちゃんを背負って耕すの巻〜

 

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今日は久々に畑の作業!

今週はだんなさんがインフルエンザを患っており、予定をすべてキャンセル。体調はかなり回復し、普通に起きていられるように。

家でのんびりと過ごしておりましたら、裏の畑から機械の音。

坊ちゃんも起きたので3人で見に行ってみると、ご近所のKさんが作業をしていました。

今住んでいる古民家は2年前に土地ごと家主さん(現在は首都圏にお住まい)からまるまるもらったもので(ありがたや〜)、裏にはなんといいサイズの畑もあるのです。畑の名義はまだその家主さんのものだけど、「Kさんも使いたいって言っているので相談して好きに使ってくれていいよ」とのこと。貸賃は無料です!

玄関から10歩(台所の窓からならはしごで5歩)の畑が使い放題!何て素敵な環境。

東京に住んでいた頃、家庭菜園をやってみたくて区の有料の貸し出し畑の抽選に応募し、落ちたこともあったなあ。

私の野菜作りはど素人!自分で食べるものを作ることにあこがれてこの村に地域おこし協力隊として来たわけですが、任期1年目でやらせてもらった「農業」は3種類の野菜を生産し販売すること体験し、”農産物を作って売って生活する”のがどれだけ大変なのかを知りました。そして「私のやりたかったことは家庭菜園なんだ」ということをようやく気付くのです。どれだけ鈍いんだ、私。。この話は長くなるのでまたいつか。

 

さてさて念願叶った家庭菜園!ベテランKさんと仲良く土地を分け合い始めました。一昨年は素人なりに、失敗しながら、仕事の忙しさを言い訳に草の管理ができずにKさんに迷惑もかけながらも好きな野菜を育てて楽しみ。

しかし去年は妊娠が発覚し、里帰り出産をすると決めており野菜の世話ができないことが分かっていたので何も植えなかったのです。

そして今年!!仕事をやめ、育児に専念できる時間をもらっている今、また畑ができる!楽しみ〜!今年は家にいる時間が多いから、野菜のお世話や収穫がもっとこまめにできる(はず)!!

そして話は冒頭に戻るのですが、畑に行くとKさんが「みんなの所、耕しておけばじゃがいもがすぐに植えられるから少し草を抜きな〜」と、一緒に草抜き作業をしてくれ、クワしか持っていない私たち夫婦に、Kさんが農耕機を貸してくれました。神様!

だんなさんは初めての運転!病み上がりですが坊ちゃんを背負って奮闘しました。曲がり角が難しいのよね。最後の仕上げはベテラン先生にお願いして。

こうやってご近所の方に教わりながら野菜を作れる環境っていいなあ。

ありがたや〜

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